師匠のコメント 「5年で芽が出なけりゃそれでおしまい。うちはずっとそうやってきたし、夢にしがみついて徒(いたずら)に歳を食っちゃう方が人生にとっちゃあ悲惨なんですよ。5年も本気でやりゃあ本人もテメエの器くらいわかるってもんです。本気でやったからこそスパッと諦められるんですよ。」
姉弟子のコメント 「覚えも良かったし、愛嬌もあって、兄さん方からも可愛がられていたので、このような結果になってしまったのは残念。厳しい世界ではあるが、また戻ってきて欲しいという気持ちがないかというと嘘になる。立川一門でなくなっても、何らかの形で落語とのつながりを持ち続けてもらいたいと思う。」
本人のコメント 「この度私、立川ぱるるは立川談春一門より破門となりましたことをここにお伝えいたします。これまで応援してくださったお客様方や、ご指導いただいた師匠・先輩方に対して、大変不甲斐ない結果となってしまったこと、心よりお詫び申し上げます。 昇進試験に失敗し、自らの『落語』への無理解・不勉強を痛感するとともに、これからも一人の観客として、日本に残る、この落語という素晴らしい文化を支えていく決心ができました。 これまで立川ぱるるを応援いただいたことへの感謝を述べるとともに、これからも立川流ならびに『落語』そのものをご愛顧いただければと思います。」 |