ー こんにちは、今日は宜しくお願いします。
「はい、お願いします。」
ー 早速質問ですが、1人で寂しくはない?
「まぁ、最初こそ泣かなかったかと言うと嘘になります。あ、オレ遂に棄てられたんだなって(笑) でも、こうして差し入れしてくれる人達が沢山いんだ、って分かってからはそう思ったことはない。 特に、Bro.と出会ってからは愉しいとも。」
ー Bro.?
「おもちゃを差し入れてくれる人たちですね。敬愛を込めて、そう呼んでいます。」
ー それは頼もしいですね
「そう、頼もしい。実は、ある日おもちゃじゃないものをプレゼントされたんです。」
ー というと?
「プログラマーのBro.がいて…。なんと!僕のアプリを作ってくれたんです。」
ー それはすごい!どんな内容か聞いても?
「はい。まず、僕の顔が動いてて…(照笑) フードが開ききっている時にタップすると顔が大きくピンクや紫に発光して、フードが少しでも閉まっている時にタップすると鉄の音が何度も響いた後「ケケッ」と声が聞こえる、というアプリです。」
ー 不思議なアプリですね…
「これが意外とやめられなくて(笑) このアプリをやるようになってからはBro.との関係も爆上げですね。」
ー 爆上げで良かったです、それではさようなら |