国民的人気コミック『ちびまる子ちゃん』。 その作者・さくらももこさんは他にも数々のエッセイを書かれています。 今回はそんなエッセイに登場するユニークな登場人物をまとめました。
・もりさわさん
さくらももこが通っていた画塾で出会う友達。 エッセイ『あの雲のゆくえ』に登場します。 おとなしい女の子ですが、四六時中カホンの上に座っています。 獲物を見つけるとカホンを叩き鳴らしながらよだれを垂らすなど、 少しかわいらしい面もあります。
・ハイスピード餅つき
さくらももこが街ですれ違った二人の男性。 目にも止まらぬスピードで餅をつくことからそう呼ばれています。 こちらもエッセイ『あの雲のゆくえ』に登場。 毎週出張餅つきで忙しく、なかなか登場シーンはありませんが、 作中のセリフ「できあがってたんだよ、気がついたらな」は、 まさにハイスピード餅つき!という感じがします。
・恐怖の森
エッセイ『恐怖の森』に登場。 日中も薄暗く、湿った空気が漂う森です。 自転車のブレーキがきかず止まれなくなったさくらももこが そのままこの森へと迷い込んでしまいます。 森の奥にはチェーンソーを振り回す男やサングラスをかけた天狗、 二番目の太陽、相当でかいミサイルなどが生息していましたが、 さくらももこは事なきを得ました。
・終わりのおじいちゃん (始まりのおじいちゃん)
エッセイ『あごをひいて』に登場する老人。 車いすに座り、常に両手で顔を隠しています。 さくらももことの会話では、この国が滅びた経緯や、 星の聖書の在りかを教えてくれます。 しかし星の聖書が焚書にかけられた一件以降は顔を隠すのをやめ、 「始まりのおじいちゃん」としてスムーズに歩き始めました。
・LEVEL 0
さくらももこの遺伝子をベースに生成された光。 エッセイ「孤独のヘリテージ」に登場します。 大魔導士の力によって荒野の遺跡に封印されていましたが、 とある竜巻をきっかけに遺跡が崩れ、外へと漏れ出してしまいます。 そして大魔導士の杖に呪いをかけ、世界の崩壊を目論みます。 「私が光なら、私以外は影だ」というのを何回か言います。 最後はさくらももこのコンパクトで宇宙へと反射させられ、消滅しました。 |