判決は出したけどまだ裁判を終わらせたくない裁判長「私は根っからの文系で、数学なんてちんぷんかんぷん、理科も全くわかりませんので、そういうものについては何事にもオリジナルのイメージで考えているわけですけど、例えば糖分の取りすぎ、これが体に悪い理由としては、食べた砂糖が結晶になって血管の中をめぐって、その粒が血管の壁をひっかいて傷つけたり、臓器に詰まったりするから体に悪い、そういう風に思ってるんですね。もちろん実際はそんなこと起きていないんでしょうけど、糖尿病は全身に悪影響を与える病気ですから、全く知識がない人と比べたら私の理解って格段に実用的だと思うんです。こういう実用可能だけれど正確性さとは無縁な感覚は何も私だけのものじゃありません、例えば今日傍聴に来た方、被告人の方、頓珍漢な弁護人の方、検察の方の一部もそうかな?あなたたちの法律に対する認識はぜーんぜん全然ぜーんぜん全然ぜーんぜん全然ぜーんぜん全然ぜーんぜん正しくない。今までうまくいってたのかもしれないけれど、タコがサッカーの予想してたようなものです。パウルくん。だからすごいよ。よくできたと思う。奇跡だよ。でもなんにもわかってないよ。素人だよ。他の裁判官も言ってます。あんたたちはそれぞれタコの足で、足の先端から根元にたどっていっても、他の足があるだけ。頭がないの。終わってるね。タコのヒトデだよ。タコのヒトデわかる?タコのヒトデは、なにか弁論したいことある?」 |