喉がイガイガするなーと思い鏡で確認したら栗が住んでいた男
その名も南里、またの名をエリート営業マン南里
今日も彼は、ぞうさん、ぞうさんお鼻が長いのね、そうよ母さんも長いのよ、という歌詞でお鼻が長いのねって言ってる人がいてそれをぞうさんが日本語で返事してるのに全くビビらない人間もいるこの地球で押し売りを始める
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
婆「はい…」
南里「こんにちは！営業マンの南里と申します！」
婆「はぁ…？」
南里「今回こちらのパンチングマシーンを紹介しようと思いまして」
婆「これは食べ物ですか？」
南里「違います」
婆「食べ物なら購入したんですけどねぇ…」
南里「食べ物です」
婆「あぁ食べ物なのね」
南里「岐阜県で作られました」
婆「どう食べるのかしら？北里さん」
南里「南里です」
婆「どこを食べるの？」
南里「ここを叩いて食べることができる商品です！」
婆「食べ物なのよね？」
南里「食べ物です」
婆「長野県産？」
南里「岐阜産です」
婆「東里」
南里「南里です」
婆「蹴っていいのかしら？」
南里「パンチでお願いします」
婆「999って出てきましたよ」
南里「強すぎます」
婆「食べ物ですか？」
南里「食べ物です」
婆「三重産？」
南里「岐阜産です」
婆「里崎」
南里「南里です」
婆「蹴らせてくれ」
南里「パンチでお願いします」
婆「里崎を蹴らせてくれ」
南里「通報しますよ」
婆「この数字は貴方の生涯年収かしら？」
南里「違います」
婆「本当に食べ物かしら？」
南里「食べ物です」
婆「島根産？」
南里「岐阜産です」
婆「古田」
南里「南里です」
婆「蹴らせてくれ」
南里「パンチでお願いします」
婆「古田を蹴らせてくれ」
南里「通報しますよあと南里です」
南里「で…買いますか？」
婆「年金で払います」
南里「わかりました、3万円になります」
婆「リポ払いできるかしら？」
南里「年金にリポ払いはありません」
婆「本当に食べ物かしら？」
南里「食べ物です」
婆「ハワイ産？」
南里「岐阜産です」
婆「伊集院」
南里「南里」
婆「蹴らせろはよ」
南里「パンチ」
婆「伊集院を蹴らせてくれ」
南里「通報」
婆「生涯年収999」
南里「黙れ」
婆「リポ払いで」
南里「死ね」
婆「お前を殴ってその労災で払ったる」
南里「訴えますよ」
南里「食べ物です」
婆「本当に食べ物かしら？」
南里「岐阜産です」
婆「チリ産？」
南里「南里」
婆「利島」
南里「パンチ」
婆「蹴らせろはよ」
南里「通報」
婆「伊集院を蹴らせてくれ」
南里「黙れ」
婆「生涯年収999」
南里「死ね」
婆「リポ払いで」
婆「マジでここまで読んで暇なんか？」
南里「誰に何言ってるんですかババア」
南里「食べ物です」
南里「岐阜産です」
南里「パンチ」
南里「通報」
南里「黙れ」
南里「死ね」
婆「本当に食べ物かしら？」
婆「フィンランド産？」
婆「パウエル」
婆「蹴らせろはよ」
婆「パウエルを蹴らせてくれ」
婆「生涯年収999」
婆「リポ払いで」
南里「じゃっ二度と来ねぇから」
婆「じゃあの」
数ヶ月後南里こと南里パウエル裕一朗は詐欺罪と外患誘致罪と万引きの罪で捕まった南里は網走刑務所へ連れて行かれた
南里「はぁ…拙者の人生も終わりか」
？？？「お前さん名前は？」
南里「…南里だ」
？？？「寺里？」
南里は笑って答えた
南里「南里です」
エリート営業マン南里網走刑務所編完 |