「あなたが新人さんね、バスガイドの里にようこそ」 「初めましてよろしくお願います」 「アタシがここでボスガイドをやらせてもらってる、須藤あやこ、ボスガイドのあやこよ」 「・・・あやこさん」 「ノン、ボスガイドのあやこよ、ついてきて他のメンバーを紹介するわ」
「彼女はデスガイドのさとみ、さとみ新人に挨拶して」 「私は死への案内人、私にはついて来ないことね」
「隣にいるのがゲスガイドのきよみ」 「その靴ってAmazonのタイムセールのやつですよね」
「こちらガスガイドのシェリー藤子」 「シュコー、シュコー」
「この子がダスガイドのしずえ」 「冷めてますがお茶どうぞ」
「イスガイドのあゆみ」 「おすすめはフランスのマルボーチェア140万円、もちろん買えないわ」
「ロスガイドのはるか」 「すみません、私の帽子見ませんでしたか」
「ムスガイドのハナ」 「湯気越しにごめんなさいね、もうすぐ出来るから」
「オスガイドの正吉」 「元々運転手だったんですけどね、今はガイドとして楽しくやらせてもらってます」
「バスガイドの鈴木さん」 「何も特徴なくてごめんなさいね、鈴木です」
「ニスガイドの麗子」 「お肌カサカサじゃない、塗りたくなったら来なさい」
「ルスガイドのアイ」
「ヌシガイドの山下」 「また貴様らか!勝手に駐車場を使うな、出てけ!」
「新人さんにも名前をつけてあげないとだね」 「・・・は、はあ」 「まぁそこに座りなよ、あんたよく失敗はするかい?」 「いえ、よくと言うほどでは・・・」 「じゃあ、ミスガイドにはなれないね、そうだね・・・、あんたは今日からエスガイドだ!」 「え?」 「座ってるイスを見てみな」 「イスって・・・しょ、正吉さん!?」 「初日から正吉を座りこなすとはね、あんたはエスガイドのマキ、エスガイドのマキさ!」 「そしてわたくしがエムガイドの正吉でございます」 |