実行委員「……むーっつ……ななーつ」
効率の鬼「おい」
実行委員「はい?」
効率の鬼「8の5だ」
実行委員「はい?」
効率の鬼「赤が8で白が5だ」
実行委員「はい?」
効率の鬼「見ればわかるだろ、落ちてる玉の数だ」
実行委員「はあ」
効率の鬼「寝ぼけてんのか?元々の玉数から落ちてる玉数を引けば数えなくて済むだろ。引き算知らないのか?」
実行委員「いや、そういう競技なんで」
効率の鬼「そういう競技ってなんだ。どっちが多く玉を入れたか競うんじゃないのか?」
実行委員「そうですが、一つずつ数えるところに盛り上がりがあって」
効率の鬼「ふざけるな。見ろ、みんな魚みたいな目をしてるだろ。興味がないんだ」
実行委員「でも」
効率の鬼「カス野郎。もしかしてお前、実行委員のくせに玉が全部でいくつあるか把握してないのか?」
実行委員「……はい」
効率の鬼「つくづくカスだな。人間やめたくなるだろ?」
実行委員「……」
効率の鬼「お前みたいなゴミがいるから、運動会なんて時代遅れなものがいまだに開かれるんだ。時間かけて汗かいて転んで汚れることになんの意味がある。そのマイクでみんなに謝れ、『ボクはカスです。時間をごめんなさい』と」
実行委員「ボクはカスです。時間をごめんなさい」
効率の鬼「もういい、さっさと数えろ時間泥棒」
実行委員「……やあぁ〜っつうぅ」
効率の鬼「ん?お前、ポケットにバトンでも入れてるのか?」
実行委員「すいませんボク!責められると興奮するタイプのホモで!」
効率の鬼「そいつはおめでたいな。生きづらいだろ最下層」
実行委員「ありがとうございます!」 |