初めて相撲を見た人「息子が柔道を辞めて相撲取りになると言ったのはもう5年も前、私は息子の意見を尊重してきたけど相撲の事は分からなかったの。お年寄りのスポーツってイメージだったから結構若い人もいるのねと思ったし、ヒカルの碁でいうヒカルのお母さんになった気持ちだった。私が思ってたよりも息子は太ってて太ってるのに辛そうだった、相撲取りってご飯をたくさん食べるだけってイメージだったから、ヒカルの碁でいうヒカルのお母さんになった気持ちだった。始まるから見ててと息子に言われて行ったけど、全然始まらないの、長考ってやつかしら何度も何度も向き合うばかり、ヒカルの碁でいうと私はヒカルのお母さんみたいよね。その時だったわ、急にぶつかる凄い音がして息子が床に転がってた、転がった息子は立ち上がりお礼をして帰ったの、え?嘘でしょ?これじゃ私ヒカルの碁でいうならヒカルのお母さんそのものじゃない。って、背中を砂まみれにした息子が今日は来てくれてありがとうって言ってきたわ、私は何も分からなかったけど息子の味方でいようと思う、息子は勝ったんだもんね、帰りに本屋さんで囲碁の入門書を買ったわ、きっとヒカルのお母さんが私に教えてくれたのよね」 |