これは忍者をやってるN君って人の話なんですがね。
このN君、忍者としてはどうにも落ちこぼれでね? 女性にもモテない ただN君、霊感がすごいんだぁ、いや〜なモノが見えちゃうって言うんだなぁ。
その日、N君はお城へ侵入しようとしたんですがね? ふと妙なことに気が付いたんです。 城の自動ドアにね、小さな白いお札が貼ってあるんだ。 ああ嫌だな嫌だな、怖いな怖いなと思いながらね、 N君そ〜っとそのお札を見た。
「入 口 は こ ち ら」
ギャアアアアッ!! もうこれは間違いない、霊たちが自分を招き寄せているんだ。 それだけでも恐ろしいのに、それだけじゃない。 自動ドアの前に立つと、勝手にドアが、
スーッと開いたんだ!!!
ギャアアアアッ!!
自動ドアが勝手に開くなんて聞いたことがない。 勘弁してくだせぇ勘弁してくだせぇ!! ナンマンダブナンマンダブ!! N君、何度もそう思ったんですがね?
入らないわけにはいかない。
その怪しい城にN君は足を踏み入れた。 するとね、黒い服を着た男の霊がサッと寄ってきてこう言ったんだ。
「ご指名は?」
その言葉にN君思わずビクッとした。 使命を聞き出そうとするとは、やはり霊の罠だったんだ。 これ以上ここにいてはいけない、今すぐに帰りたい。 だからこう言ってやったんだ。
「フリーでお願いします」
ギャアアアアッ!!
知らない城にフリーで入る、そんなことがあっちゃいけない。 どうしてそんなことがあるんですか。 それなのに男の霊は、N君を城の奥へと連れていこうとする。 行っちゃいけない、これ以上進んではいけない! ところがN君の足は霊に連れられて暗い部屋へと進んでいく。 N君ピンと来た、これは忍法影縛りの術で操られているんだ!
ギャアアアアッ!!
ふと気が付くとN君、暗い部屋でベッドに横たわっていた。 どこだここは、急いでこの悪霊住まう城から逃げなくては。 ところが、ドアが突然開いて、誰かが部屋に入ってきた。 N君これでも忍者だ、暗いところでも物がよく見える。 だからすぐ分かったんだ、二本足で歩く豚が入ってきた!!
ギャアアアアッ!!
豚が二本の足で歩くなんて、普通は考えられないですよ、ええ。 するとその豚はね、ベッドの横まで近づいてきて、N君にこう言ったんだ。
「今週は、くのいちのコスプレデー」
霊感の強いN君、それですぐに分かった。 これは豚じゃない、ショッキングピンクの装束を着た、くのいちの霊だったんだ!
ギャアアアアッ!!
N君、冷や汗をかき始めた。 くのいちが出てきたということは、自分が忍者だとバレていたんだ。 使命を聞き出すため、シノビには同じシノビの拷問を行うつもりなんだ。 まんまと霊たちの罠にハマってしまった。 恐怖に震えるN君をニヤニヤと見ながらね、くのいちが上に乗ってきたんだ。 豚と見間違うぐらいの太い擬態をしていた霊だ、上忍に違いない。 N君、急いで逃げようとした次の瞬間、 ビクビクーッ!!! ええ、ええ、
乳首ですよ。
くのいちがN君の乳首に毒を塗り始めたんだ、それも自分の舌で! その毒が塗られるたびに、鳥肌がゾゾーッ!!! 乳首を舌で舐めるなんて発想、人間にはできないですよ。 とんでもない悪霊だ、上忍の豚なんだ。 毒で動くこともできないのに、腰だけが勝手にくねるんだなぁ。 身体の自由を奪う忍法なんて、N君が敵う相手じゃない。 それでも使命を話すまいと我慢するN君にね、豚が言ったんだ。
「1本くれたら、挿れてもいいよ」
ブヒィィィィッ!!! やられた!敵の目的は巻物だったんだ! 使命だけに気を取られていた俺はやはり落ちこぼれだ!! だけどN君、忍者としてのプライドがある。 じっと黙っていたら、豚はさらに毒を塗りこめる! ウウウウ!ウウウウ! N君ついに声を上げ始めた、どうしてせっかくの給料日にこんな拷問を受けることに! すると豚が、アメとムチの使い分けが上手いんだなぁ、優しい言葉で言ったんだ。
「ナマだよ」
ギャアアアアッ!! こんな激安の城で生挿入なんて、手練れの忍者でも任務を降りる危険度! 清めの抗生物質が必要になることが分かっているんだ。 助けてくれ助けてくれ!! ナンマンダブナンマンダブ!! N君そう思っているのに、不思議なんだなあ、頷いてしまったんです。
するとね、豚忍が腰を浮かせて、何をするんだ、何をするんだ、
ヌプププーーーー!!!!!
挿入ったんですよ。
なんだこれは!!この豚は何をしているんだ!! ぬるりとした悪霊の壺に魂を搾り取られる!!
ギャアアアアッ!! ギャアアアアッ!! ビュルルルルッ!!
5秒ですよ。
とんでもない量の魂をN君は注ぎ込んだんだなあ。 こうしてN君、巻物を取られたあげく、「今度は指名で」と悪霊に囁かれてしまいましてね? 次は使命を奪われてしまうに違いない。 この城は恐ろしい悪夢の館だ、決して近づいてはいけないんだ、とふらふらの足で家に帰ってきたんだ。
不思議なのはここからなんですがね? N君、これが童忍を捨てた初体験だって言うんです。 でもおかしい。 おかしいんだ。
この城の悪霊くのいちはね?本当のくのいちじゃあないんですよ。 N君、忍者だから暗いところがよく見えるはずなのに、やっぱり落ちこぼれだったんだなあ、
くのいちの股間に、太ぉいクナイが生えていたことに気付かなかったんですねえ。
果たしてこれでも彼は童忍を捨てたと言えるんでしょうかね? おっと、すみませんがそろそろ失礼しますよ。 どうやらN君が、今日も私に使命をくれるようなので。 |