第5回覆面タッグリーグ
お題
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落ちこぼれ忍者の失敗談
これは忍者をやってるN君って人の話なんですがね。

このN君、忍者としてはどうにも落ちこぼれでね?
女性にもモテない
ただN君、霊感がすごいんだぁ、いや〜なモノが見えちゃうって言うんだなぁ。

その日、N君はお城へ侵入しようとしたんですがね?
ふと妙なことに気が付いたんです。
城の自動ドアにね、小さな白いお札が貼ってあるんだ。
ああ嫌だな嫌だな、怖いな怖いなと思いながらね、
N君そ〜っとそのお札を見た。

「入 口 は こ ち ら」

ギャアアアアッ!!
もうこれは間違いない、霊たちが自分を招き寄せているんだ。
それだけでも恐ろしいのに、それだけじゃない。
自動ドアの前に立つと、勝手にドアが、

スーッと開いたんだ!!!

ギャアアアアッ!!

自動ドアが勝手に開くなんて聞いたことがない。
勘弁してくだせぇ勘弁してくだせぇ!!
ナンマンダブナンマンダブ!!
N君、何度もそう思ったんですがね?

入らないわけにはいかない。

その怪しい城にN君は足を踏み入れた。
するとね、黒い服を着た男の霊がサッと寄ってきてこう言ったんだ。

「ご指名は?」

その言葉にN君思わずビクッとした。
使命を聞き出そうとするとは、やはり霊の罠だったんだ。
これ以上ここにいてはいけない、今すぐに帰りたい。
だからこう言ってやったんだ。

「フリーでお願いします」

ギャアアアアッ!!

知らない城にフリーで入る、そんなことがあっちゃいけない。
どうしてそんなことがあるんですか。
それなのに男の霊は、N君を城の奥へと連れていこうとする。
行っちゃいけない、これ以上進んではいけない!
ところがN君の足は霊に連れられて暗い部屋へと進んでいく。
N君ピンと来た、これは忍法影縛りの術で操られているんだ!

ギャアアアアッ!!

ふと気が付くとN君、暗い部屋でベッドに横たわっていた。
どこだここは、急いでこの悪霊住まう城から逃げなくては。
ところが、ドアが突然開いて、誰かが部屋に入ってきた。
N君これでも忍者だ、暗いところでも物がよく見える。
だからすぐ分かったんだ、二本足で歩く豚が入ってきた!!

ギャアアアアッ!!

豚が二本の足で歩くなんて、普通は考えられないですよ、ええ。
するとその豚はね、ベッドの横まで近づいてきて、N君にこう言ったんだ。

「今週は、くのいちのコスプレデー」

霊感の強いN君、それですぐに分かった。
これは豚じゃない、ショッキングピンクの装束を着た、くのいちの霊だったんだ!

ギャアアアアッ!!

N君、冷や汗をかき始めた。
くのいちが出てきたということは、自分が忍者だとバレていたんだ。
使命を聞き出すため、シノビには同じシノビの拷問を行うつもりなんだ。
まんまと霊たちの罠にハマってしまった。
恐怖に震えるN君をニヤニヤと見ながらね、くのいちが上に乗ってきたんだ。
豚と見間違うぐらいの太い擬態をしていた霊だ、上忍に違いない。
N君、急いで逃げようとした次の瞬間、
ビクビクーッ!!!
ええ、ええ、

乳首ですよ。

くのいちがN君の乳首に毒を塗り始めたんだ、それも自分の舌で!
その毒が塗られるたびに、鳥肌がゾゾーッ!!!
乳首を舌で舐めるなんて発想、人間にはできないですよ。
とんでもない悪霊だ、上忍の豚なんだ。
毒で動くこともできないのに、腰だけが勝手にくねるんだなぁ。
身体の自由を奪う忍法なんて、N君が敵う相手じゃない。
それでも使命を話すまいと我慢するN君にね、豚が言ったんだ。

「1本くれたら、挿れてもいいよ」

ブヒィィィィッ!!!
やられた!敵の目的は巻物だったんだ!
使命だけに気を取られていた俺はやはり落ちこぼれだ!!
だけどN君、忍者としてのプライドがある。
じっと黙っていたら、豚はさらに毒を塗りこめる!
ウウウウ!ウウウウ!
N君ついに声を上げ始めた、どうしてせっかくの給料日にこんな拷問を受けることに!
すると豚が、アメとムチの使い分けが上手いんだなぁ、優しい言葉で言ったんだ。

「ナマだよ」

ギャアアアアッ!!
こんな激安の城で生挿入なんて、手練れの忍者でも任務を降りる危険度!
清めの抗生物質が必要になることが分かっているんだ。
助けてくれ助けてくれ!!
ナンマンダブナンマンダブ!!
N君そう思っているのに、不思議なんだなあ、頷いてしまったんです。

するとね、豚忍が腰を浮かせて、何をするんだ、何をするんだ、

ヌプププーーーー!!!!!

挿入ったんですよ。

なんだこれは!!この豚は何をしているんだ!!
ぬるりとした悪霊の壺に魂を搾り取られる!!

ギャアアアアッ!!
ギャアアアアッ!!
ビュルルルルッ!!

5秒ですよ。

とんでもない量の魂をN君は注ぎ込んだんだなあ。
こうしてN君、巻物を取られたあげく、「今度は指名で」と悪霊に囁かれてしまいましてね?
次は使命を奪われてしまうに違いない。
この城は恐ろしい悪夢の館だ、決して近づいてはいけないんだ、とふらふらの足で家に帰ってきたんだ。

不思議なのはここからなんですがね?
N君、これが童忍を捨てた初体験だって言うんです。
でもおかしい。
おかしいんだ。

この城の悪霊くのいちはね?本当のくのいちじゃあないんですよ。
N君、忍者だから暗いところがよく見えるはずなのに、やっぱり落ちこぼれだったんだなあ、

くのいちの股間に、太ぉいクナイが生えていたことに気付かなかったんですねえ。

果たしてこれでも彼は童忍を捨てたと言えるんでしょうかね?
おっと、すみませんがそろそろ失礼しますよ。
どうやらN君が、今日も私に使命をくれるようなので。
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