山瀬・桂「新婚さん、いらっしゃ〜い!」
(♪BGM)
俺「神奈川県から来ました、山田賢司(仮名)です。24歳です」
魔女「同じく、魔女です。年齢は忘れてしまいました」
山瀬「年齢、忘れちゃったんですか?」
魔女「2000年くらいは生きていると思うのですけど、もういちいち数えてないので…」
山瀬「なるほど〜。おふたりはいつ頃出会ったんですか?」
俺「ちょうど1ヶ月前ですね」
桂「ドタドタ(椅子から転げ落ちる)」
山瀬「1ヶ月!つい最近じゃないですか」
俺「最初現れた時はびっくりしたんですけど、彼女が作る毒みたいな色のシチューが美味しくて。あと魔女なだけあって、家に虫とかネズミとか湧いても一撃なんですよ。そういうところにすごく惹かれてしまって。もうすぐプロポーズしちゃいました」
魔女「もう、あなたったら…」
山瀬「へ〜、素敵ですね」
スタッフ(GO!と書いたカンペを見せている)
山瀬「(GO?)ところで魔女ってことは、なんか魔法とか使えたりするんですか?」
魔女「はい!一応。あんま面白いものじゃないですけど…」
山瀬「せっかくですし、なにか見せてもらっても大丈夫ですか?」
魔女「いいですよ!じゃあ、火を出したりとかはどうですか?」
スタッフ(YESNO枕の「NO」を見せている)
山瀬「(NO?)うーん、なんか別のないですかね」
魔女「そうですね…。じゃあ、ここにある机を触れずに持ち上げちゃうとか」
スタッフ(YESNO枕の「NO」を見せている)
山瀬「(NO??)えーと、もっと凄いやつってありません?」
魔女「じゃあ、山瀬さんを猫に変えちゃう、とかどうですか?」
スタッフ(YESNO枕の「YES」を見せている)
山瀬「いやいいのかい!じゃあお願いしてもいいですか?」
魔女「全然いいですよ!ではいきます…。ハッ!」
山瀬「ボワン!(噴火寸前の火山になる)」 山瀬「…(堪えている)」
魔女「ああ!間違えた!」 桂「ドタドタ(椅子から転げ落ちる)」 山瀬「…(堪えている)」 俺「もう、おっちょこちょいだなあ君は」 スタッフ(YESNO枕の「YES」を見せている) 山瀬「…(堪えている)」
山瀬「…(堪えている)」
魔女「すみませんすみません!すぐ戻します!えい!」
山瀬「ドカーーーーーーーーン」 山瀬「」
桂「ドタドタ(椅子から転げ落ちる)」 魔女「あわわわ…」 俺「もう、おっちょこちょいだなあ君は」 スタッフ(YESNO枕の「YES」をカメラにアピールしている) 山瀬「」
山瀬「」
(♪CM入りの音楽) |