No.49 結果

　夜空の中でも特に輝いていた3つの星をそれぞれデネブ、アルタイル、ベガと名付けたあと利き手を使ってデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたのでじゃあ今度はこっちでもだ、と利き手と逆の手でデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えてついに終わったと思ったところで折角だしそれぞれの指でもう一度数えようかなとまた利き手を空に掲げては親指を立てデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたので親指をたたんで人差し指を伸ばしてからデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたらさて次は人差し指を曲げて中指をまっすぐ伸ばしデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたから中指をたたんで、薬指だけ立てるってのは片手でやり切るのは中々難しくて利き手じゃない方の手を使ったりしつつ薬指をまっすぐ立てたならまたデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたのでさていよいよ小指だとピンとそのちっちゃな指を立てたなら昔別れた女の顔なんて思い出したりもしちまうが、いいや今はそんな時じゃねえと言い聞かしてはまたデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたのでさてさて折り返しと利き手を下ろして次は利き手じゃない方の手を空に伸ばしては親指を立てデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたので親指をたたんで人差し指をピンと張ってはデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたらさて次は人差し指曲げ、中指ぴいん、と伸びるやいなやデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたから中指をたたんで薬指だけ立てるってのは片手で、ましてやさっきとは違って利き手でもないもんだから中々難しくて利き手を借りて薬指をまっすぐ立てたならよしきたとデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたのでさていよいよ小指だとピンとそのちっちゃな指を立てたならこれまた違う女の顔を思い出したと思えばあれまコイツは京都で出会った遊女のおサヨちゃん！と頭に浮かぶは2人で歩いた夜の渡月橋。文豪谷崎潤一郎曰はく陰翳によく馴染むという、日本特有のやや肌の黄色を透かす心地よい白塗りの肌が月の灯りの下それはそれは美しく映るもんだから、俺ァこっそり手を回してってなもんで思い出が膨らんじまうからこりゃいけねぇ、今はそんな時じゃねえだろう、思い出話なんざ馴染みのおでん屋でしっぽりとだろうがぃと己が心に言い聞かしてはまたデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたらばさておしまいかななんて思ってふと足元に目を落とせばおいおい、まだ10本も指が残ってらァってなもんでまず右足を、体が硬ぇもんで足を上げるだけでも中々応えるねぇこりゃなんつってみたあと親指を、ピンと立てるのは流石に足じゃあこりゃあむりっ！てなわけで若干星に親指をかざす感じでデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたら人差し指だが、これは親指の上に乗っけちまえばいいってのはこりゃ中年の要らぬ存ぜぬの知識ですななんて言っちゃったりしてデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えりゃあもう中指だけ伸ばすなんてのは意味が分かんねぇな、足を精一杯広げることは出来ても俺ァぶきっちょだから指なんて曲げらんねぇよっていえば、そういやぁ志村のけんちゃんと研のナオコは足でジャンケンなんかも出来てたなぁなんてのを思い出したりしちまうのが俺らの世代の悪いとこさな！けんちゃんが右足でグー出しゃナオコも右足でパー、もしくはけんちゃんが右足でグー出しゃナオコも右足でグー、はたまたけんちゃんが右足でグー出しゃナオコは右足でチョキってな具合にな、もちろん逆もまた然り。けんちゃんが左足でグー出しゃナオコも左足でパー、もしくはけんちゃんが左足でグー出しゃナオコも左足でグー、はたまたけんちゃんが左足でグー出しゃナオコは左足でチョキってな具合にな、っていかん、それぞれが別の足を出すことだってもちろんあるって話で。けんちゃんが右足でグー出しゃナオコは左足でパー、もしくはけんちゃんが右足でグー出しゃナオコは左足でグー、はたまたけんちゃんが右足でグー出しゃナオコは左足でチョキってな具合にな、これももちろん逆さまにできらぁ。けんちゃんが左足でグー出しゃナオコは右足でパー、もしくはけんちゃんが左足でグー出しゃナオコは右足でグー、はたまたけんちゃんが左足でグー出しゃナオコは右足でチョキってな具合になるわけだ。さてさて、今のはけんちゃんが先の話だから、次はナオコが先の話だってしなきゃダメってなもんさ。ナオコが右足でグー出しゃけんちゃんも右足でパー、もしくはナオコが右足でグー出しゃけんちゃんも右足でグー、はたまたナオコが右足でグー出しゃけんちゃんは右足でチョキってな具合にな、もちろん逆もまた然り。ナオコが左足でグー出しゃけんちゃんも左足でパー、もしくはナオコが左足でグー出しゃけんちゃんも左足でグー、はたまたナオコが左足でグー出しゃけんちゃんは左足でチョキってな具合にな、っていかん、それぞれが別の足を出すことだってもちろんあるって話で。ナオコが右足でグー出しゃけんちゃんは左足でパー、もしくはナオコが右足でグー出しゃけんちゃんは左足でグー、はたまたナオコが右足でグー出しゃけんちゃんは左足でチョキってな具合にな、これももちろん逆さまにできらぁ。ナオコが左足でグー出しゃけんちゃんは右足でパー、もしくはナオコが左足でグー出しゃけんちゃんは右足でグー、はたまたナオコが左足でグー出しゃけんちゃんは右足でチョキってな具合になるわけだ。ってこいつァいけねぇ、ジャンケンは片っぽ言えばもう充分だったなってなことに今気づいちまった鈍臭坊主で申し訳ねえってなもんで、さてさて右足の中指を心なしか星にかざしてはデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたら次薬指。右足の薬指って言われると、やっぱり俺にはユキエちゃんが思い出されるわけで。ユキエちゃんは俺が大工になってすぐの頃に、行きつけの定食屋で働いてた女の子で、本っ当に肌が白くって髪はつやのある黒でもう俺はあっちゅうまにゾッコンてなわけでな、話しかけたりちょっかいかけたらユキエちゃんはもうよしなよ、なんて笑いながら言ってくれてあっという間に惚れちまったもんさ。それでなんでユキエちゃんが薬指かっつーと、あれはユキエちゃんを初めて部屋にあげた時の話さね。その時っていえばそりゃあもう心臓がバックバクいって、ああどうしよう何か話してやんねぇとああしっかりしねえとって思ってみはすんだけど、ユキエちゃんがふとした拍子に髪をさらってなびかすだけでいい匂いが鼻をくすぐって俺はおかしくなっちまいそうになんだよなぁ。右に髪がなびいたら右鼻が、右鼻から抜けた香りで俺の右半身が、そんで左に髪がなびいたら左鼻が、左鼻から抜けた香りで俺の左半身がもう一気に神経麻痺みたいなぞくぞくに襲われんだよなぁ。ああ、もちろん右に髪がなびいて左鼻が、左鼻から抜けた香りで右半身がぞくぞくしたり、右に髪がなびいて左鼻が、左鼻から抜けた香りで左半身がぞくぞくしたりすることも、右に髪がなびいて右鼻が、右鼻から抜けた香りで左半身がぞくぞくしたりもする。あるいは左に髪がなびいて左鼻が、左鼻から抜けた香りで右半身がぞくぞくしたり、左に髪がなびいて右鼻が、右鼻から抜けた香りで右半身がぞくぞくしたり、左に髪がなびいて右鼻が、右鼻から抜けた香りで左半身がぞくぞくしたりするって、こりゃあまたちょっと本筋からズレちまってたなってもんでこの話は置いといて、そんときの俺の部屋には、母ちゃんがいいから持っとけ若いうちには男も身だしなみに気遣って損はないっつって男の部屋にゃ似合わない姿見があったんだけど、ちょうどそれがユキエちゃんの真後ろにあるもんでチラッと見てみりゃあユキエちゃんの白くも所々皮膚の厚くなって色が濃くなってる足の裏が映って、俺は目にした瞬間すぐ目を逸らして、自分の顔が熱くなんのが分かってな、ああいけないものを見ちまった申し訳ねえ恥ずかしいって、裸を見たわけじゃねえはずなんだけど、下品な話ムラムラっと来ちまって、ああこりゃなんでだいけねぇや、いけねぇけど、いけねぇけどって思いながらもついもう一回見てみると、よくみりゃあ右足の薬指のとこに豆が潰れたような痕が見えちまってそれがもう本当にたまらんくって、その後はもうずっとドギマギで、ユキエちゃんが帰ったあともずっとその画像が頭から離れないで、結局なかなか寝付けなかったのは今でも忘れらんねぇなーって、おっとまただすまんすまん、星をなぞってる途中だったなーっていってデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたんでさてさて次は小指ですよっつって、昨日タンスの角にガツーンとぶつけっちまって、あの時はあんなに痛かったけどても今はそんなのちっとも感じねえってのはよーく考えりゃ幾分か不思議なちっちゃなその指を心なしかピンと張ってデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたらよし来た次は左足だいっつって右足を下ろしてみりゃあ随分長く上げちまったから血が回ってなかったのか、下げたら一気に痺れて血がじんわり流れるのが分かってくすぐってえから、しばらくぼうっと空を眺めとくかと目ん玉をひん剥いて右の目ん玉だけを右から左へ、左から右へ、右から上へ、左から上へ、右から下へ、左から下へ、上から右へ、下から右へ、上から左へ、下から左へ、上から下へ、下から上へとぐるぐる動かそうとすればやっぱり身体の仕組み上どうしたって左の目ん玉も右から左へ、左から右へ、右から上へ、左から上へ、右から下へ、左から下へ、上から右へ、下から右へ、上から左へ、下から左へ、上から下へ、下から上へとぐるぐる連動しちまうなーって思ってるうちに、そうだ目ん玉でも星をなぞるかっつって右の目ん玉でデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたら当然左の目ん玉もデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えてたから体っつうのは不思議だなーなんて思いくさってたらいよいよ痺れが取れてああ落ち着いてきたっつってじゃあ左足を空にかざしてみりゃあ、おっと右足よりこっちのが上がりづらいのねんなんて気づいてこりゃあさっきより後が引きそうだねえなんて考えたあとは、まずはまた親指をなるだけ開いて星にかざしちまってデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたら次は人差し指だなーってなりゃあ思い出すのは、マリーさんのお話かねぇなんて考えちまうってこった。マリーさんに会ったのは俺がまだ6歳くらいのときだったかで、親父によく連れられていった飲み屋の常連さんだったのを思い出す。マリーさんはいつも決まってワインを飲んでいてその仕草も上品だったんだなこれが。俺がマリーさんにどうやって飲むのか尋ねた時には坊やにはまだ早いわよ、なんて言いつつもそうねぇ、まずは赤ワインのときは僅かに手を揺らしてグラスを右に回し、次に左に回す。白ワインだと逆になるのよ。グラスを左に回して、次に右に回す。これがアタシのワインの嗜み方よ。でもね坊や、実はアタシもこれが正しいやり方なのかは分かってないのよ。ごめんなさいね、ただこれがアタシのひとつのルールになってるだけなの。正確には、夫と交わしてた夫婦のルールねって教えてくれたんだよ。親父から聞いて後々わかった話だけど、マリーさんの旦那さんはちょうどその前の世界大戦で亡くなっちまってたんだな、だからある意味そんな些細なワインの飲み方ひとつですら、大切な忘れ形見だったのかもしんないなぁ、そう考えると俺ァ随分マリーさんには申し訳ないことを聞いてたってことだけどそんな俺にマリーさんは、だから、坊やもオリジナルな仕草で好きなものを飲んだら良いのよ、もちろんお酒は大人になってからよ？例えばオレンジジュースを右に回して飲んでもいいし、左に回してもいい、もちろん回さなくてもいいし、右に回したあと左に回してもいいし、左に回したあと右に回してもいいし、右に回したあと一旦回さないで、ちょっと待ってまた右に回しても、左に回したあと一旦回さないで、ちょっと待ってまた左に回してもいいし、右に回したあと一旦回さないで、ちょっと待って次は左に回しても、左に回したあと一旦回さないで、ちょっと待って次は右に回してもいい。ぶどうジュースでも勿論そうよ、右に回して飲んでもいいし、左に回してもいい、もちろん回さなくてもいいし、右に回したあと左に回してもいいし、左に回したあと右に回してもいいし、右に回したあと一旦回さないで、ちょっと待ってまた右に回しても、左に回したあと一旦回さないで、ちょっと待ってまた左に回してもいいし、右に回したあと一旦回さないで、ちょっと待って次は左に回しても、左に回したあと一旦回さないで、ちょっと待って次は右に回してもいい。それで大人になったら次はワインで、右に回して飲んでもいいし、左に回してもいい、もちろん回さなくてもいいし、右に回したあと左に回してもいいし、左に回したあと右に回してもいいし、右に回したあと一旦回さないで、ちょっと待ってまた右に回しても、左に回したあと一旦回さないで、ちょっと待ってまた左に回してもいいし、右に回したあと一旦回さないで、ちょっと待って次は左に回しても、左に回したあと一旦回さないで、ちょっと待って次は右に回してもいい。日本酒は、それこそ飲み方にまた違ったうるささがあったりするけれど、それでも右に回して飲んでもいいし、左に回してもいい、もちろん回さなくてもいいし、右に回したあと左に回してもいいし、左に回したあと右に回してもいいし、右に回したあと一旦回さないで、ちょっと待ってまた右に回しても、左に回したあと一旦回さないで、ちょっと待ってまた左に回してもいいし、右に回したあと一旦回さないで、ちょっと待って次は左に回しても、左に回したあと一旦回さないで、ちょっと待って次は右に回してもいい。坊やには好きに飲む権利がある、選び取る力があるはずよって言ってくれたんだよなぁ。今思えばマリーさんは、飲み方以上の何かを、俺に教えてくれようとしたのかもなぁ。マリーさんってのはあだ名なんだけど、その名の通り外人みたいに目鼻立ちがくっきりしてる美人さんでなあ、服も流行物をお洒落に着こなして、とにかくもう町中の憧れだったなぁ。ちょっとした散歩でもすんげぇ画になるんだよな。足元までしっかりしてんだよ。シンプルだけど丁寧につくり込まれてるのが分かるサンダルでさぁ、ってそうだ、そうそう。すまねえまた話がそれてたけど、そのサンダルを履いてる時に見つけたのがさ、マリーさんは何故か左足の人差し指の爪だけを赤く染めててなぁ。マニキュアってやつだな。そのことも一回質問したんだよな、どうして人差し指の爪だけ赤いのーって、でもそれは秘密よってはぐらかされちまったよ。思えばあれも夫婦のルールたったのかもなぁ、ってひょっとしたらそれこそムフフな趣味のルールだったのかもなあなんて思ったりしてみてりゃあ、ああ、すまんまた話がずれとりましたってなもんでせかせかとデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたらよっしゃ次は中指だって意気込んだってやっぱり伸ばしたり閉じたりなんてのは出来なくていやあ改めて志村のけんちゃんと研のナオコは凄いねえと思わされてしまうわけで。そしたらまたまた俺の頭の中のけんちゃんとナオコがジャンケンを始めたりなんかして、けんちゃんが右足でグー出しゃナオコも右足でパー、もしくはけんちゃんが右足でグー出しゃナオコも右足でグー、はたまたけんちゃんが右足でグー出しゃナオコは右足でチョキってな具合にな、もちろん逆もまた然り。けんちゃんが左足でグー出しゃナオコも左足でパー、もしくはけんちゃんが左足でグー出しゃナオコも左足でグー、はたまたけんちゃんが左足でグー出しゃナオコは左足でチョキってな具合にな、っていかん、それぞれが別の足を出すことだってもちろんあるって話で。けんちゃんが右足でグー出しゃナオコは左足でパー、もしくはけんちゃんが右足でグー出しゃナオコは左足でグー、はたまたけんちゃんが右足でグー出しゃナオコは左足でチョキってな具合にな、これももちろん逆さまにできらぁ。けんちゃんが左足でグー出しゃナオコは右足でパー、もしくはけんちゃんが左足でグー出しゃナオコは右足でグーとか考えてたら普通に夜が明けて星が見えなくなってて、んだよ！！！ってブチギレて家帰ったあとおサヨちゃんに似た女優とユキエちゃんに似た女優2人から痴女られるAVを観ながらまず右手でシコッてから一旦手を止めたあと、もう一回右手でシコッたら最後左手でシコって射精する

迅 - 奮迅の間 -
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お題
ダイアモンドをあと寸前で掘り当てられたのにやめたおじさんが、次にやること
順位	合計	投票	作品
1	32	-	`[No.5] 4点3 3点2 2点7` 根岸さんの作品　夜空の中でも特に輝いていた3つの星をそれぞれデネブ、アルタイル、ベガと名付けたあと利き手を使ってデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたのでじゃあ今度はこっちでもだ、と利き手と逆の手でデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えてついに終わったと思ったところで折角だしそれぞれの指でもう一度数えようかなとまた利き手を空に掲げては親指を立てデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたので親指をたたんで人差し指を伸ばしてからデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたらさて次は人差し指を曲げて中指をまっすぐ伸ばしデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたから中指をたたんで、薬指だけ立てるってのは片手でやり切るのは中々難しくて利き手じゃない方の手を使ったりしつつ薬指をまっすぐ立てたならまたデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたのでさていよいよ小指だとピンとそのちっちゃな指を立てたなら昔別れた女の顔なんて思い出したりもしちまうが、いいや今はそんな時じゃねえと言い聞かしてはまたデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたのでさてさて折り返しと利き手を下ろして次は利き手じゃない方の手を空に伸ばしては親指を立てデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたので親指をたたんで人差し指をピンと張ってはデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたらさて次は人差し指曲げ、中指ぴいん、と伸びるやいなやデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたから中指をたたんで薬指だけ立てるってのは片手で、ましてやさっきとは違って利き手でもないもんだから中々難しくて利き手を借りて薬指をまっすぐ立てたならよしきたとデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたのでさていよいよ小指だとピンとそのちっちゃな指を立てたならこれまた違う女の顔を思い出したと思えばあれまコイツは京都で出会った遊女のおサヨちゃん！と頭に浮かぶは2人で歩いた夜の渡月橋。文豪谷崎潤一郎曰はく陰翳によく馴染むという、日本特有のやや肌の黄色を透かす心地よい白塗りの肌が月の灯りの下それはそれは美しく映るもんだから、俺ァこっそり手を回してってなもんで思い出が膨らんじまうからこりゃいけねぇ、今はそんな時じゃねえだろう、思い出話なんざ馴染みのおでん屋でしっぽりとだろうがぃと己が心に言い聞かしてはまたデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたらばさておしまいかななんて思ってふと足元に目を落とせばおいおい、まだ10本も指が残ってらァってなもんでまず右足を、体が硬ぇもんで足を上げるだけでも中々応えるねぇこりゃなんつってみたあと親指を、ピンと立てるのは流石に足じゃあこりゃあむりっ！てなわけで若干星に親指をかざす感じでデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたら人差し指だが、これは親指の上に乗っけちまえばいいってのはこりゃ中年の要らぬ存ぜぬの知識ですななんて言っちゃったりしてデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えりゃあもう中指だけ伸ばすなんてのは意味が分かんねぇな、足を精一杯広げることは出来ても俺ァぶきっちょだから指なんて曲げらんねぇよっていえば、そういやぁ志村のけんちゃんと研のナオコは足でジャンケンなんかも出来てたなぁなんてのを思い出したりしちまうのが俺らの世代の悪いとこさな！けんちゃんが右足でグー出しゃナオコも右足でパー、もしくはけんちゃんが右足でグー出しゃナオコも右足でグー、はたまたけんちゃんが右足でグー出しゃナオコは右足でチョキってな具合にな、もちろん逆もまた然り。けんちゃんが左足でグー出しゃナオコも左足でパー、もしくはけんちゃんが左足でグー出しゃナオコも左足でグー、はたまたけんちゃんが左足でグー出しゃナオコは左足でチョキってな具合にな、っていかん、それぞれが別の足を出すことだってもちろんあるって話で。けんちゃんが右足でグー出しゃナオコは左足でパー、もしくはけんちゃんが右足でグー出しゃナオコは左足でグー、はたまたけんちゃんが右足でグー出しゃナオコは左足でチョキってな具合にな、これももちろん逆さまにできらぁ。けんちゃんが左足でグー出しゃナオコは右足でパー、もしくはけんちゃんが左足でグー出しゃナオコは右足でグー、はたまたけんちゃんが左足でグー出しゃナオコは右足でチョキってな具合になるわけだ。さてさて、今のはけんちゃんが先の話だから、次はナオコが先の話だってしなきゃダメってなもんさ。ナオコが右足でグー出しゃけんちゃんも右足でパー、もしくはナオコが右足でグー出しゃけんちゃんも右足でグー、はたまたナオコが右足でグー出しゃけんちゃんは右足でチョキってな具合にな、もちろん逆もまた然り。ナオコが左足でグー出しゃけんちゃんも左足でパー、もしくはナオコが左足でグー出しゃけんちゃんも左足でグー、はたまたナオコが左足でグー出しゃけんちゃんは左足でチョキってな具合にな、っていかん、それぞれが別の足を出すことだってもちろんあるって話で。ナオコが右足でグー出しゃけんちゃんは左足でパー、もしくはナオコが右足でグー出しゃけんちゃんは左足でグー、はたまたナオコが右足でグー出しゃけんちゃんは左足でチョキってな具合にな、これももちろん逆さまにできらぁ。ナオコが左足でグー出しゃけんちゃんは右足でパー、もしくはナオコが左足でグー出しゃけんちゃんは右足でグー、はたまたナオコが左足でグー出しゃけんちゃんは右足でチョキってな具合になるわけだ。ってこいつァいけねぇ、ジャンケンは片っぽ言えばもう充分だったなってなことに今気づいちまった鈍臭坊主で申し訳ねえってなもんで、さてさて右足の中指を心なしか星にかざしてはデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたら次薬指。右足の薬指って言われると、やっぱり俺にはユキエちゃんが思い出されるわけで。ユキエちゃんは俺が大工になってすぐの頃に、行きつけの定食屋で働いてた女の子で、本っ当に肌が白くって髪はつやのある黒でもう俺はあっちゅうまにゾッコンてなわけでな、話しかけたりちょっかいかけたらユキエちゃんはもうよしなよ、なんて笑いながら言ってくれてあっという間に惚れちまったもんさ。それでなんでユキエちゃんが薬指かっつーと、あれはユキエちゃんを初めて部屋にあげた時の話さね。その時っていえばそりゃあもう心臓がバックバクいって、ああどうしよう何か話してやんねぇとああしっかりしねえとって思ってみはすんだけど、ユキエちゃんがふとした拍子に髪をさらってなびかすだけでいい匂いが鼻をくすぐって俺はおかしくなっちまいそうになんだよなぁ。右に髪がなびいたら右鼻が、右鼻から抜けた香りで俺の右半身が、そんで左に髪がなびいたら左鼻が、左鼻から抜けた香りで俺の左半身がもう一気に神経麻痺みたいなぞくぞくに襲われんだよなぁ。ああ、もちろん右に髪がなびいて左鼻が、左鼻から抜けた香りで右半身がぞくぞくしたり、右に髪がなびいて左鼻が、左鼻から抜けた香りで左半身がぞくぞくしたりすることも、右に髪がなびいて右鼻が、右鼻から抜けた香りで左半身がぞくぞくしたりもする。あるいは左に髪がなびいて左鼻が、左鼻から抜けた香りで右半身がぞくぞくしたり、左に髪がなびいて右鼻が、右鼻から抜けた香りで右半身がぞくぞくしたり、左に髪がなびいて右鼻が、右鼻から抜けた香りで左半身がぞくぞくしたりするって、こりゃあまたちょっと本筋からズレちまってたなってもんでこの話は置いといて、そんときの俺の部屋には、母ちゃんがいいから持っとけ若いうちには男も身だしなみに気遣って損はないっつって男の部屋にゃ似合わない姿見があったんだけど、ちょうどそれがユキエちゃんの真後ろにあるもんでチラッと見てみりゃあユキエちゃんの白くも所々皮膚の厚くなって色が濃くなってる足の裏が映って、俺は目にした瞬間すぐ目を逸らして、自分の顔が熱くなんのが分かってな、ああいけないものを見ちまった申し訳ねえ恥ずかしいって、裸を見たわけじゃねえはずなんだけど、下品な話ムラムラっと来ちまって、ああこりゃなんでだいけねぇや、いけねぇけど、いけねぇけどって思いながらもついもう一回見てみると、よくみりゃあ右足の薬指のとこに豆が潰れたような痕が見えちまってそれがもう本当にたまらんくって、その後はもうずっとドギマギで、ユキエちゃんが帰ったあともずっとその画像が頭から離れないで、結局なかなか寝付けなかったのは今でも忘れらんねぇなーって、おっとまただすまんすまん、星をなぞってる途中だったなーっていってデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたんでさてさて次は小指ですよっつって、昨日タンスの角にガツーンとぶつけっちまって、あの時はあんなに痛かったけどても今はそんなのちっとも感じねえってのはよーく考えりゃ幾分か不思議なちっちゃなその指を心なしかピンと張ってデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたらよし来た次は左足だいっつって右足を下ろしてみりゃあ随分長く上げちまったから血が回ってなかったのか、下げたら一気に痺れて血がじんわり流れるのが分かってくすぐってえから、しばらくぼうっと空を眺めとくかと目ん玉をひん剥いて右の目ん玉だけを右から左へ、左から右へ、右から上へ、左から上へ、右から下へ、左から下へ、上から右へ、下から右へ、上から左へ、下から左へ、上から下へ、下から上へとぐるぐる動かそうとすればやっぱり身体の仕組み上どうしたって左の目ん玉も右から左へ、左から右へ、右から上へ、左から上へ、右から下へ、左から下へ、上から右へ、下から右へ、上から左へ、下から左へ、上から下へ、下から上へとぐるぐる連動しちまうなーって思ってるうちに、そうだ目ん玉でも星をなぞるかっつって右の目ん玉でデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたら当然左の目ん玉もデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えてたから体っつうのは不思議だなーなんて思いくさってたらいよいよ痺れが取れてああ落ち着いてきたっつってじゃあ左足を空にかざしてみりゃあ、おっと右足よりこっちのが上がりづらいのねんなんて気づいてこりゃあさっきより後が引きそうだねえなんて考えたあとは、まずはまた親指をなるだけ開いて星にかざしちまってデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたら次は人差し指だなーってなりゃあ思い出すのは、マリーさんのお話かねぇなんて考えちまうってこった。マリーさんに会ったのは俺がまだ6歳くらいのときだったかで、親父によく連れられていった飲み屋の常連さんだったのを思い出す。マリーさんはいつも決まってワインを飲んでいてその仕草も上品だったんだなこれが。俺がマリーさんにどうやって飲むのか尋ねた時には坊やにはまだ早いわよ、なんて言いつつもそうねぇ、まずは赤ワインのときは僅かに手を揺らしてグラスを右に回し、次に左に回す。白ワインだと逆になるのよ。グラスを左に回して、次に右に回す。これがアタシのワインの嗜み方よ。でもね坊や、実はアタシもこれが正しいやり方なのかは分かってないのよ。ごめんなさいね、ただこれがアタシのひとつのルールになってるだけなの。正確には、夫と交わしてた夫婦のルールねって教えてくれたんだよ。親父から聞いて後々わかった話だけど、マリーさんの旦那さんはちょうどその前の世界大戦で亡くなっちまってたんだな、だからある意味そんな些細なワインの飲み方ひとつですら、大切な忘れ形見だったのかもしんないなぁ、そう考えると俺ァ随分マリーさんには申し訳ないことを聞いてたってことだけどそんな俺にマリーさんは、だから、坊やもオリジナルな仕草で好きなものを飲んだら良いのよ、もちろんお酒は大人になってからよ？例えばオレンジジュースを右に回して飲んでもいいし、左に回してもいい、もちろん回さなくてもいいし、右に回したあと左に回してもいいし、左に回したあと右に回してもいいし、右に回したあと一旦回さないで、ちょっと待ってまた右に回しても、左に回したあと一旦回さないで、ちょっと待ってまた左に回してもいいし、右に回したあと一旦回さないで、ちょっと待って次は左に回しても、左に回したあと一旦回さないで、ちょっと待って次は右に回してもいい。ぶどうジュースでも勿論そうよ、右に回して飲んでもいいし、左に回してもいい、もちろん回さなくてもいいし、右に回したあと左に回してもいいし、左に回したあと右に回してもいいし、右に回したあと一旦回さないで、ちょっと待ってまた右に回しても、左に回したあと一旦回さないで、ちょっと待ってまた左に回してもいいし、右に回したあと一旦回さないで、ちょっと待って次は左に回しても、左に回したあと一旦回さないで、ちょっと待って次は右に回してもいい。それで大人になったら次はワインで、右に回して飲んでもいいし、左に回してもいい、もちろん回さなくてもいいし、右に回したあと左に回してもいいし、左に回したあと右に回してもいいし、右に回したあと一旦回さないで、ちょっと待ってまた右に回しても、左に回したあと一旦回さないで、ちょっと待ってまた左に回してもいいし、右に回したあと一旦回さないで、ちょっと待って次は左に回しても、左に回したあと一旦回さないで、ちょっと待って次は右に回してもいい。日本酒は、それこそ飲み方にまた違ったうるささがあったりするけれど、それでも右に回して飲んでもいいし、左に回してもいい、もちろん回さなくてもいいし、右に回したあと左に回してもいいし、左に回したあと右に回してもいいし、右に回したあと一旦回さないで、ちょっと待ってまた右に回しても、左に回したあと一旦回さないで、ちょっと待ってまた左に回してもいいし、右に回したあと一旦回さないで、ちょっと待って次は左に回しても、左に回したあと一旦回さないで、ちょっと待って次は右に回してもいい。坊やには好きに飲む権利がある、選び取る力があるはずよって言ってくれたんだよなぁ。今思えばマリーさんは、飲み方以上の何かを、俺に教えてくれようとしたのかもなぁ。マリーさんってのはあだ名なんだけど、その名の通り外人みたいに目鼻立ちがくっきりしてる美人さんでなあ、服も流行物をお洒落に着こなして、とにかくもう町中の憧れだったなぁ。ちょっとした散歩でもすんげぇ画になるんだよな。足元までしっかりしてんだよ。シンプルだけど丁寧につくり込まれてるのが分かるサンダルでさぁ、ってそうだ、そうそう。すまねえまた話がそれてたけど、そのサンダルを履いてる時に見つけたのがさ、マリーさんは何故か左足の人差し指の爪だけを赤く染めててなぁ。マニキュアってやつだな。そのことも一回質問したんだよな、どうして人差し指の爪だけ赤いのーって、でもそれは秘密よってはぐらかされちまったよ。思えばあれも夫婦のルールたったのかもなぁ、ってひょっとしたらそれこそムフフな趣味のルールだったのかもなあなんて思ったりしてみてりゃあ、ああ、すまんまた話がずれとりましたってなもんでせかせかとデネブ→アルタイル→ベガの順になぞったあとデネブ→ベガ→アルタイルの順になぞって、次はアルタイル→デネブ→ベガの順になぞったあとアルタイル→ベガ→デネブの順になぞって、そこから更にベガ→デネブ→アルタイルの順になぞったあとベガ→アルタイル→デネブの順になぞり終えたらよっしゃ次は中指だって意気込んだってやっぱり伸ばしたり閉じたりなんてのは出来なくていやあ改めて志村のけんちゃんと研のナオコは凄いねえと思わされてしまうわけで。そしたらまたまた俺の頭の中のけんちゃんとナオコがジャンケンを始めたりなんかして、けんちゃんが右足でグー出しゃナオコも右足でパー、もしくはけんちゃんが右足でグー出しゃナオコも右足でグー、はたまたけんちゃんが右足でグー出しゃナオコは右足でチョキってな具合にな、もちろん逆もまた然り。けんちゃんが左足でグー出しゃナオコも左足でパー、もしくはけんちゃんが左足でグー出しゃナオコも左足でグー、はたまたけんちゃんが左足でグー出しゃナオコは左足でチョキってな具合にな、っていかん、それぞれが別の足を出すことだってもちろんあるって話で。けんちゃんが右足でグー出しゃナオコは左足でパー、もしくはけんちゃんが右足でグー出しゃナオコは左足でグー、はたまたけんちゃんが右足でグー出しゃナオコは左足でチョキってな具合にな、これももちろん逆さまにできらぁ。けんちゃんが左足でグー出しゃナオコは右足でパー、もしくはけんちゃんが左足でグー出しゃナオコは右足でグーとか考えてたら普通に夜が明けて星が見えなくなってて、んだよ！！！ってブチギレて家帰ったあとおサヨちゃんに似た女優とユキエちゃんに似た女優2人から痴女られるAVを観ながらまず右手でシコッてから一旦手を止めたあと、もう一回右手でシコッたら最後左手でシコって射精する
2	30	-	`[No.8] 4点1 3点6 2点4` 中沢の人さんの作品ダイヤモンドを……取り返すぜ！！
3	26	-	`[No.6] 4点0 3点4 2点7` 根岸さんの作品約束通り、下着の入ったバケツを盗まれる
4	22	-	`[No.7] 4点1 3点2 2点6` 中沢の人さんの作品ペディキュアとは何かじっちゃんに相談
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