〜車窓から見たヒマワリ畑の写真で一句〜
【梅沢富美男の俳句】 ------------------ かげろうに 走る向日葵 故郷(くに)近し ------------------
梅沢「うちの故郷の近くに汽車から見えるヒマワリ畑があって、それ見るとああ帰ってきたなあって。そんな気持ちを句にしました」
夏井先生の査定は・・・才能ナシ!
「これはちょっと…どうなんでしょう。 かげろうが立ちのぼるような暑い夏の日に故郷に向かっている作者は、果たして楽しいのか、哀しいのか。感情が伝わってこないんですね。 たとえば、故郷には捨てた女の一人や二人くらいいるじゃないですか。そんな彼女らに会いたい、またヤリたいって気持ちを込めるなら」
梅沢「いやちょっと待ってよ」
------------------ 向日葵の 揺れる故郷に 女(スケ)二人 ------------------
「こんな感じでどうでしょうか」
梅沢「そういうのじゃないって!ていうか原型とどめてないじゃないかよ!」
【ケンドーコバヤシの俳句】 ------------------ 右の指 光るうなじに 夏の華 ------------------
ケンドー「学生の頃バスツアー行ったんですけど、その時のガイドさんがすっげえエロくて、しばらく忘れられないくらいギンギンで。それ思い出して書きました」
夏井先生の査定は・・・才能アリ!
「ああ、これはいいですねえ。 まず現れるのがバスガイドさんの指。そして汗に濡れて光るうなじ。外の景色なんかそっちのけで見つめる、若い男の血走った瞳が目に浮かびます。 そして『夏の華』。花ではなく華、としたところが儚さ、つまりワンナイトラブのことしか考えられない、そんな性欲のほとばしりが見事に表現されている。 この男になら荒々しく抱かれたいって、思わずジュン…ってなっちゃう、そんな句ですね。 直すところナシ!です」
梅沢「おい何なんだよこれ」 |